ブログ

2022.06.30

収穫🥕

令音、にんじんを収穫し食す。

すぐ破壊する子なので心配しましたが、おいしく(笑)遊んでいました🎵

2022.06.24

仲良く…

仲良くおすわり。

 

仲良くふせ。

鏡のように非対称です。

2022.06.09

犬の膝蓋骨脱臼について

 今回は犬で特に多い病気「膝蓋骨脱臼」についてお話しします。少しでも病気について知ることで知識を広げ、愛犬・知り合いのわんちゃんが病気にかかったときすぐ対応できるようこのお話しを読んでいただけたら幸いです。

◦膝蓋骨脱臼とは? 
  脱臼は関節のある部位であればどこでも起こる可能性がありますが、中でも犬に多いのが「膝蓋骨脱臼(パテラ)」です。膝蓋骨とは一般的に「膝のお皿」と呼ばれる部位のことです。通常は大腿骨内にある「滑車骨」というくぼみにはまっているのですが、その溝から膝蓋骨が外れた状態を「膝蓋骨脱臼」と言い膝蓋骨が内側に外れると「内方脱臼」で外側に外れることを「外方脱臼」といいます。
  「膝蓋骨脱臼」の症例は外方脱臼よりも内方脱臼の方が多く見られます。内方脱臼はトイプードル・チワワ・ポメラニアンなどの小型犬で、外方脱臼は大型犬で多く見られる傾向があります。

◦原因
  「外傷性」と「先天性」があり外傷性は交通事故・高いところからの飛び降り・転倒などが原因で起こります。先天性の場合は生まれつき膝関節の筋肉や靭帯に異常があること原因で子犬の時から発症していることもあれば、発育に伴って発症することもあります。

◦症状(4つに分けられる「グレード」)
  グレードI:普段は無症状だが時々症状が出る。日常生活にあまり支障がない。

  グレードII:時々足を浮かせて歩いているが曲げ伸ばしすると簡単に整復される。日常生活にあまり支障はない。

  グレードⅢ:常に脱臼している状態だが整復することが可能。足を引きずる・しゃがんだ姿勢で歩くなどの症状が出る。

  グレードⅣ:常に脱臼していて整復することが不可能。骨が変形し膝を曲げた状態で歩いたり、全く歩けない状態になることもある。

  グレードⅡまでは症状が軽いため飼い主さんが脱臼に気づかないこともありますが、小さな脱臼が繰り返し起こることで関節に炎症が起こり関節炎につながることもあります。また痛めた足を庇って歩くことで反対側の足に負担がかかり症状が更に悪化していくこともあります。立っている時に関節がガクガクする・足を引きずることがある・遊んでいるときに急に鳴いて痛がりだしたなどの症状があります。

◦治療
  内科治療:内服薬やサプリメントなどです。合わせて運動制限や体重制限などの指示があります。

  外科治療:「骨組織の再建術」と「軟部組織の再建術」の大きく2種類があります。

  内科治療を行うのか外科治療を行うのかについては脱臼のグレードや犬種・年齢などによって判断します。

◦予防
  先天性の膝蓋骨は防ぐことは出来ませんが、負担をかけないよう生活することで悪化を防ぐことができます。
  生活環境としては、段差や階段のない道を歩くようにする・フローリングなどの硬くて滑りやすい床にはカーペットを敷くなどの工夫で膝への負担を軽くできます。また体重が増えすぎると膝への負担が増すので体重管理も重要です。

◦愛犬の体に負担がかからないように生活環境を見直し、もし何か症状や気になることがあった場合動物病院へ受診で、愛犬の体を守ってあげましょう。

 

2022.06.05

お散歩🐾

昨日はまたひより台大橋をお散歩しました。
大橋の下の道路へ行ける階段があったので下りてみました。
意外と長い階段で、大橋をダッシュしていた令音には(上に戻る)上り階段はきつそうで、帰り道は背中を丸め疲れきっていました。

花音は10歳ですが、足取りはまだまだ若く令音には負けていません💪🏻

 

2022.05.21

爪切り🐱

 

爪が伸びてきたので切っているところをパシャリ📸

 

ハイハオは爪切りが苦手ですが、今回はお利口さんでした💮
とら吉はいつも通りお利口さんで、カメラを構えたらセクシーな写真が撮れてしまいました😳

 

2022.05.07

膵炎について

今月は膵炎についてお話していきます。

まず膵臓は、トリプシンなどの消化酵素を十二指腸に分泌しています。正常な状態では、消化酵素は膵臓内で不活性な状態で存在し、腸内に分泌されてから活性化しますが、何らかの原因により膵臓内で活性化されてしまい、膵臓自体を消化してしまうことで膵臓に炎症が生じることを膵炎といいます。発熱や元気食欲の低下、嘔吐や下痢、脱水症状などを示し、最悪亡くなってしまうケースもあります。これが急性膵炎です。また、この急性膵炎と似た症状が断続的に起こるのが慢性膵炎です。

《要因》 
はっきりとした原因はわかっていませんが、いくつかの要因はあげられます。
①高グリセリド血症(中性脂肪)の犬
②ゴミや残飯、食卓上の食べ物を食べてしまった場合
③脂肪を多く含む食事や肥満な子
特に③のケースが多くみられます。また、クッシング症候群や糖尿病、甲状腺機能低下症などの内分泌疾を持つ子が膵炎になるリスクが高まるといわれています。

《当院での検査》
・血液検査→血液検査でCRP(炎症の数値)と検査キッドで膵特異的リパーゼを確認。
・レントゲン検査
・超音波検査

《治療》
入院か通院かは飼い主様とご相談してにはなりますが…
・点滴
・制吐剤
・膵炎用注射(ブレンダZ)
・低脂肪食への変更↓

低脂肪食

軽症の場合は、皮下点滴や注射、内服薬で様子をみることもあります。ただし急性膵炎は、急激に悪化することも多いため、症状が落ち着かない場合は再度病院へ受診してください。

《予防》
明確にこれが予防法といえるものはありませんが、人間の食べ物、食べ残し、ごみを口にしないよう対策をする。肥満であれば適正体重まで減量をする。

《急性膵炎で起こりうる合併症について》
・急性腎不全
・呼吸困難(肺水腫など)
・ショック症状
・糖尿病
・播種性血管内凝固(※全身の血管内で小さな血栓が作られ血管につまることもある末期的な状態)
などがあげられます。

《慢性膵炎になってしまったら》
食事をきわめて脂肪分の少ない食事に変更することが大切です。膵炎の子におすすめなのが低脂肪のお食事です。何種類かございますのでまずはご相談ください。

 

2022.04.07

白内障について

今回は「白内障」についてお話します。

白内障とは、瞳孔の中にある水晶体というレンズが白灰色に濁り、視力が低下していく病気のことです。
一度濁ってしまったレンズは元には戻りません。症状が進行すると失明する可能性もあります。
また、緑内障などの眼疾患も併発する場合もあります。
猫ちゃんよりもわんちゃんの方が白内障になりやすいそうです。

○症状
主に見られる症状として、「眼の真ん中が白く見える」「物にぶつかる様になった」「名前を呼んでも反応はするがこちらを見ない」などがあります。

○原因
加齢と共に発症しやすくなり、徐々に症状が進行していきます。
また、稀に見られるのが外傷や遺伝が原因で先天性であり、若齢でも起こりうる病気です。

○好発品種
白内障になりやすい犬種として「ダックスフンド」「チワワ」「ヨークシャー・テリア」「トイ・プードル」などが多いそうです。

○検査
主にスリットランプという機器を使用し、眼に光を当て拡大し水晶体が白く濁っているかを診ます。

○治療
「内科的治療」
点眼薬を使用して症状の進行を抑制させます。しかし完治はしません。

「外科的治療」
特殊な機器を使用し、濁ったレンズを人工レンズに置きかえ視力を戻す手術になります。

○手術をする上での注意点
・全身麻酔で長時間に及ぶ手術になる為、高齢の場合は麻酔について充分に理解していただく必要があります。
・術後に人工レンズがうまく入っていない事によるレンズのズレが生じてしまい、視力低下の再発をしてしまう可能性があります。
・一般的な動物病院では手術に必要な機器がない為、眼科を専門に診療している動物病院さんをご紹介する形になります。

○対策
・定期的な健診での早期発見
・眼が白い、充血している、目やにが増えたなど感じたら早めの受診をお勧めします。
・ご自宅でぶつかりそうな危険な物は片付け、家具の配置は極力しない様にし安全に過ごせる環境にしましょう。(目が見えなくなっても、家具の配置を覚えていたりする為)

最近は花粉で痒くなり目を擦ることによって傷が出来、涙や目やにの量が増える場合もあります。
そういう場合も様子を見ずに早めに受診・治療をして悪化を防ぎましょう。

 

2022.03.22

かけっこ🐾🐾

昨日は近くのひより台大橋を往復しました。


一直線の道だったからかどんどん歩く速度が速くなり、最終的には3匹で猛ダッシュしていました。
リードを持っているスタッフは3匹についていけずヘトヘトです💦💦

昨日の暖かさから一転、今日は寒く雪まで降ってきました🌨
地震後からストレスもあるのか『下痢をしている』と来院する子が増えています。
体調が悪そうなときは早めに病院を受診することをおすすめします。

 

2022.03.17

今日のとら吉(=^ェ^=)

とら吉、健診キャンペーンをすすめる。

犬舎の窓辺にたたずむ。

遊んでもらう。

地震が起きたときの様子はわかりませんでしたが、今日もいつもと変わらず元気です💪🏻😸

2022.03.03

椎間板ヘルニアについて

今回は椎間板ヘルニアについてのお話です。

椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨のクッション(椎間板)が何らかの原因で突出してしまい、近くにある脊髄を圧迫して痛みや麻痺を引き起こす病気です。

☆症状初期…じっとして動こうとしない
       震え
       抱き上げようとすると痛そうに鳴く

重度になると…後ろ足の麻痺
       麻痺によって排便や排尿のコントロールができなくなる。

 

☆原因激しい運動・肥満・加齢・遺伝的なもの
椎間板ヘルニアを起こしやすい代表的な犬種は、ミニチュアダックスフンドやコーギーなどの胴長の犬種です。その他にもビーグル、トイプードル、ペキニーズなども発症しやすいと言われています。また激しい運動、肥満、加齢によって起こることもあり、どの犬種でも発症する可能性があります。

 

☆対策腰に負担をかける運動や抱っこをしない・減量
お家の中で走ったり、遊んだりしている時にフローリングで滑ることは腰に負担をかけます。なるべく滑らないようマットを敷くなどして工夫しましょう。
抱っこの仕方は1つ前のブログでお話ししていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
また肥満の子は減量することで腰の負担を軽減することができます。

 

☆検査と治療
(検査) 椎間板ヘルニアの疑いがある場合は、レントゲン検査で骨の異常がないかを調べます。
    →更に詳しく検査する場合は、MRI、CT検査でヘルニアの部位・脊髄の状態を検査します。
(治療) 軽度の場合…鎮痛剤の治療やを飲み薬を使ったり、症状が落ち着くまで安静にする。
           肥満の子は減量する。
重度の場合…麻痺があるような重度の場合は、飛び出した椎間板を摘出するような外科手術が必要な場合もあり、術後はリハビリが必要になります。

 

★椎間板ヘルニアは突然起こることも多い病気です。『震え』や『動きがいつもと違う』などの症状がある場合は早めの受診をおすすめします。

 

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Tel.022-769-9939
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