今年は仙台でもカメムシが発生しているそうですね🪲
直接的な関係性はないそうですが、カメムシが多いと大雪になるという話もあるので、防寒対策をしっかりしていきましょう☃🔥
寒くなると散歩の距離が短くなったり、部屋の中で暖かいところから離れずご飯の時以外は動かなかったり、夏場より食欲が増したり、同じ量のフードをあげているのに気づいたら体重が増えてることがありませんか?毎日一緒に過ごしていると太ったことに気づかない方が多くいらっしゃいます。そんな秋冬に気をつけていただきたいのが肥満です…!
肥満とされる体重はワンちゃんでは理想体重の15%以上、ネコちゃんでは20%以上重い状態が肥満に該当すると言われています。
<理想体重>
その子の骨格などによって理想体重は異なりますが、一例として
※青い線=ボディーライン
①理想体重(3.92kg)
②やや肥満(4.54kg)
③理想体重(4.1kg)
④やや痩せ(9.26kg)
④やや肥満(18.68kg)
ぜひ、下の表を参考にご自宅でチェックしてみてください↓
(飼い主のためのペットフード・ガイドライン)環境省より引用
またこちらは待合室に設置してあるので来院された際に触ってみてください↓
肥満になると
・糖尿病
・心臓病
・消化不良で嘔吐
・犬椎間板ヘルニア
・脂肪肝
・短頭種だと気管が狭くなり呼吸困難(ゼエゼエと呼吸をする)
などの病気のリスクがあります。病気で苦しい思いをさせないためにもご家族の協力が大事です。
<肥満の原因>
一番は食べ物の与えすぎです。他には運動不足、避妊・去勢手術を行っている、高齢になり代謝が落ちているなどが考えられます。人もそうですが、年齢が上がるにつれて運動不足などで代謝が落ちると太りやすく痩せにくくなり、体の変化を感じることがあると思います。それはワンちゃんやネコちゃんも同じです。人の場合も食事量の見直しや運動を取り入れてコントロールすると思います。定期的に病院でその子に適している食事量をチェックし、理想体重をキープできるようにしましょう。
<太ってしまったらダイエット>
ワンちゃん、ネコちゃんのダイエットは食事療法がメインになります。
・食事量を測って与え適切なカロリー摂取にする。極端に安価なフードではなく適切な栄養素が含まれた高品質なフードを選ぶのもおすすめです。
・低カロリーで食物繊維が多めのフードや野菜を少し混ぜて満足感を与える。与えすぎには注意!与えていい野菜と与えてはいけない野菜があるので、そちらは病院に確認してください。
プニョプニョのお腹を指摘されて不機嫌なとら吉…(笑)
とら吉とハイハオは同じご飯を同じ量食べていますが、体格差があります。二人の違いはハイハオはよく病院内をお散歩しますが、とら吉は積極的にはお散歩せずおもちゃで少し遊んで終わり。これ以上増えたらご飯の量調整しないとだね😓