12月半ばになり、寒い日が続いております。
人も動物も体調を崩しやすい季節です。
みなさま風邪などひかれていないでしょうか?
さて、今回は冬の皮膚病についてお話させていただきたいと思います。
皮膚病は夏場に多く見られます。
日本の夏は暑くてジメジメするので
皮膚の細菌が増殖しやすいからです。
しかし、冬に皮膚病を発症する子も見られます。
冬は暖房器具で室内が温かく保たれるので
細菌が繁殖しやすくなるのです。
温風ヒーターの近くにいたり、
こたつやホットカーペットにいる子は
その熱で直接体が温まるので注意が必要です。
また、冬場の皮膚病の原因のひとつに乾燥があります。
乾燥は皮膚のバリアー機能を低下させ、
皮膚トラブルが起きやすくなるのです。
その場合は、加湿器や洗濯物の部屋干しなどで
室内を加湿してあげていただければと思います。
ヒーターの前やこたつの中でぬくぬくしているワンちゃん・ネコちゃんの姿はとてもかわいいですし、見ていて気持ちが和みますが、ワンちゃん・ネコちゃんが皮膚病でつらい思いをすることがあるので注意してみてあげてください。